環境について考えませんか?(2019.10)

人間が使える水は地球上の僅か0.01%!

「水の惑星」と呼ばれる地球ですが、その大部分は海水であり、淡水は僅か2.5%程度に過ぎません。淡水の大部分は南極や北極などの氷や氷河として存在しているため、凍っていない水は約0.8%。さらにこの大部分は地下水のため、『河川や湖沼などの人が利用しやすい状態の水は地球全体の水の約0.01%しかない。』ということになるのです。
希少な水ですが、地球温暖化に伴って水資源はさらに減ることがわかっており、一方、世界の年間水使用量は50年で約2.9倍というスピードで増え続けています。これらのことから将来的に水不足になることが考えられています。

将来の地球を守りませんか?

今回は水問題を取り上げましたが、その他に大気汚染や地球温暖化などの環境問題も深刻です。将来を生きる子供たちのためにも、まずは日常生活の中でできることを楽しみながら始めませんか?

家庭でできる簡単な環境対策!

マイバッグを持ち歩きましょう!

レジ袋は自然分解されないため、海洋ごみとなって環境に悪影響を与えるだけでなく、野生生物が誤飲・誤食して死んでしまうなどの被害も出ています。日本国民1人1人がマイバッグを持つようになれば年間、305億枚のレジ袋(LLサイズ)が削減できると云われています! ※参考 経済産業省企画『なっトク、知っトク3R』

すぐゴミにせず、繰り返し使おう!

  • ペットボトル

きれいに洗ってお米の保存に使うと、そのまま冷蔵庫で保存もできるので虫が付く心配もありません。また、パスタの保存に使うとボトルの口からちょうど一人分が出てくるので計量も省けます!

  • 牛乳パック

きれいに洗って切り開き、お肉を切る時にまな板の上に敷くとまな板が汚れず、牛乳パックを捨てるだけで済みますよ!

食べ物の汚れを流さない!

使い終わった揚げ油は容器に移して炒め物等に再利用して使い切るか、各自治体の廃油回収を利用するのも良いですね。捨てる場合は紙にしみこませて燃えるごみとして出しましょう!食器や鍋に付いた汚れは新聞紙やヘラで落としてから洗いましょう。

合成洗剤ではなく、石けんを使う!

合成洗剤には界面活性剤という分解されにくい成分が含まれています。対してせっけんは分解されやすく、環境にやさしいので、台所用せっけんを使うことをおすすめします。

産地見学 黒にんにくができるまでPDFで表示する