皆さんは、食品を買う時に裏面表示を見たことはありますか?健康のために注意して見たいのは「栄養成分表示」です。今回は、知っているようで知らない表示の見方を私、管理栄養士檀上が簡単にご紹介いたします。
必ず載っている5項目
この5項目は、生命を保つために重要で、生活習慣病と深くかかわっているため、必ず記載するよう義務付けられています。商品によっては、この5項目以外の栄養素が表示されていることもありますよ。
❶熱量(エネルギー)
生命の維持や活動の為に必要な、食品の持つ「エネルギー」のことです。
❷たんぱく質
骨格や筋肉を作るもとになります。低栄養予防のために重要です。
❸脂質
エネルギー源になります。摂りすぎは肥満や心疾患のリスクを高めるので注意して見ましょう。
❹炭水化物
エネルギー源になります。脳のはたらきに必要ですが摂りすぎは肥満の原因になります。
❺食塩相当量
ミネラルの「ナトリウム」から計算されます。摂りすぎは高血圧等の原因になります。
実際に見てみましょう
栄養成分表示は、健康づくりに役立つ重要な情報源です。原則、加工食品の容器包装に記載されていますので、お買い物の際にはぜひ確認してみてくださいね。
スタッフ通信61回 栄養成分表示の見方をご紹介します~PDFで表示する