カシスアントシアニンは 目元のくまの悩みなど アンチエイジングの強い味方

老け顔の印象をつくってしまう目元のくまは、女性にとっては大きな悩みのひとつです。この目元のくま対策など、アンチエイジングにカシスアントシアニンが大きな力を発揮することが、最近の研究でわかってきました。

目元の血流量が増加しくまの原因を改善

目の下の皮膚はとても薄く、卵の薄皮(0.6mm)程度しかありません。そのため、皮膚の下の血液の色がいつも透けている状態なのです。ですから、睡眠不足や疲労・冷え性・ストレスにより血行が悪くなり、血液が黒ずんでいると、それが透けて見えてくまとなってしまうのです。メラニン色素の沈着や顔の形状などもくまの原因となりますが、やはり最大の原因は血行不良です。カシス摂取後の顔、とくに目の下の血流量についての確認試験を行ったところ、明らかに血流の向上が認められています。さらに、肌の色味・明るさの測定によると、摂取後に「肌の黒み」が減少し「肌の赤み」が改善、「肌の明るさ」も向上したことが確認されました。これはカシスアントシアニンにより、くまが改善されたことを示しています。

カシス摂取による顔面の血流改善効果(血流画像化測定装置による画像)

[皮膚の科学第4,5巻2005, 10月 493]

末梢血流の向上は肩こりや冷え性にも効果的

心臓から送り出された血液は、動脈を通り末梢血管を通じて全身に送られます。カシスアントシアニンには、この末梢血流を向上させる働きがあることが報告されています。目元のくまだけでなく、肩こりや冷え性の改善にも効果があると考えられています。

カシスの抗酸化力*、アンチエイジングをサポート

体内で過剰に発生した活性酸素は、老化や生活習慣病を引き起こす原因のひとつ。この活性酸素による酸化を防ぐ抗酸化力の高い人ほど、肌も若々しく病気にかかりにくくなるといわれています。そして、カシスにはブルーベリーをはるかにしのぐ高い抗酸化力が備わっています。現代の予防医学でも抗酸化力は注目のキーワード。カシスアントシアニンはアンチエイジングにもひと役買ってくれるのです。

カシスとブルーベリーの抗酸化力比較

抗酸化力/ORAC活性酸素呼吸能力

抗酸化力/FRAP血漿鉄還元能力

カシスは冷涼な土地や紫外線の強い場所など、厳しい環境下で育ちます。
そのことが、他の果実と比べても高い抗酸化力をもつ理由の一つとして挙げられています。

[ニュージーランド国立ホートリサーチ研究所(2007)]

*抗酸化力:酸化とはいわば「錆びついた状態」になることで、体のさまざまな機能を低下させます。抗酸化力は、酸化の原因となる活性酸素を取り除いて酸化を抑える力のことです。

出典元:
http://j-cassis.jp/cassis/eye/eye006/