カシスアントシアニンが近視化や緑内障の進行を抑制!

近視化抑制や緑内障進行抑制にも
カシスが貢献

最新の研究により、カシスに豊富に含まれるカシスアントシアニンには、
近視化の抑制や緑内障の進行抑制の効果があることが明らかになってきています。

近視化の予防にカシスアントシアニン

ヒヨコを使った近視化モデルの実験を行ったところ、カシスアントシアニンを摂取したヒヨコは右眼と左眼の眼軸長の差違が少ない、つまり水晶体から網膜までの距離が伸びるのを抑えることが確認されました。これは、眼軸長が長くなり網膜上で焦点が合わなくなる軸生近視を抑制したことを示し、カシスが近視化の抑制に有効であると考えられます。

眼軸長

軸性近視

*眼軸長:水晶体から網膜までの距離のこと。ヒトが読書などの「近くを見る作業」をしているとき、焦点は網膜の後方にずれますが、長時間そのままの状態を続けていると、眼軸長が長くなり(眼球がラグビーボールのような形になり)、網膜上で焦点が合わない「軸性近視」となります。

ヒヨコ軸性近視モデルにおけるカシスの近視化抑制作用

緑内障の進行抑制にも効果を発揮

日本の失明原因の第1位である緑内障。最悪の場合、失明することもある緑内障の進行をくい止めるには、眼圧を低くすることが最も有効な手段です。最新の研究では、カシスアントシアニンが視神経血流を増加させ、眼圧を低下させることが明らかに。そのことから、カシスアントシアニンには、緑内障の進行を抑制する効果があると考えられています。

視野(MD)の経時変化

網膜下耳側血流の経時変化

眼圧の経時変化

出典元:
http://j-cassis.jp/cassis/eye/eye003/
http://j-cassis.jp/cassis/eye/eye001/