全国のお雑煮(2018.01)

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、お正月といえばお雑煮!各地には多様な具材・味つけのお雑煮があることはご存知でしょうか?

お雑煮の歴史

お雑煮は室町時代中ごろから食されており、当時は武士の宴会で必ず一番初めに酒の肴(さかな)として振舞われる縁起のよい料理でした。この習わしをもとに、一年の始まりである元日に食べるようになったといわれています。また、「雑煮」の語源はいろいろな具材を煮合わせたことから「煮雑(にまぜ)」からきているそうです。

サケとイクラの親子雑煮

具沢山のお雑煮に塩鮭を入れ、イクラをトッピングする、なんとも羨ましい豪華版。

材料(2人分)
・煮干出汁…400ml
(A)
・薄口醤油…大さじ1/2杯
・酒…大さじ1杯
・塩…少々

作り方
①具材は食べやすい大きさに切る。
②鍋に出汁を入れ、塩鮭、かまぼこ以外の具材を入れ、大体火が通ったら塩鮭を入れる。
③鮭に火が通ったら(A)で味付けし、かまぼこを加える。
④器に焼いたお餅を盛り、③を入れ、イクラを乗せ完成。

ブリ雑煮

醤油仕立ての出汁にブリ街道を通って運ばれたブリがメインのお雑煮。

材料(2人分)
・かつお昆布出汁…400ml
(A)
・醤油…大さじ1杯
・酒…大さじ1杯
・塩…少々

作り方
①沸騰したお湯にブリを入れ、火を通す。
②①をサッと水に通し、その他の具材と共に食べやすい大きさに切る。
③出汁の入った鍋に野菜を加え、火が通ったらブリを入れ、(A)で味付けする。
④器に焼いたお餅を盛り、③を入れたら完成。

山と海の幸雑煮

カツオや昆布、焼きアゴ(トビウオ)などからとった出汁を醤油仕立てにし、山海の幸など、10種以上の具材を入れる。中でもブリは欠かせない食材で、その他に根菜や青菜、鯛や鶏肉、エビ、カマボコ、干しナマコなどを入れることもある。

材料(2人分)
・かつお出汁(昆布orアゴ)…400ml
(A)
・薄口醤油…小さじ2杯
・酒…小さじ2杯
・塩…小さじ1/2杯
・みりん…少々

作り方
①ブリや鶏肉、野菜、豆腐、かまぼこなどを食べやすい大きさに切る。
②鍋に出汁を入れ、沸騰したら①の具材を入れ、(A)で味付けしする。
③具材に火が通ったら丸餅を加え、餅が軟らかくなったら完成。(焼餅でもOK)

気になるお雑煮があれば是非余ったお餅で作ってみてくださいね!

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